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ご覧ください!
玄関に靴が並んでいます!
「家っぽい!(笑)」とメンバーのテンションが上がります。
講師にシロアリの正しい防除に詳しい、水谷隆明さんをお招きしました。
前半はシロアリの生態や、正しい付き合い方をレクチャーしていただきました。
要点をざっくりとまとめると次のようになります。
・シロアリは土壌にふつうに住んでおり、土壌にいる限り害はない。
家屋に入り込んでしまったときにはじめて害虫となる。
・シロアリはごくわずかな隙間からも入り込む。
コンクリートで固めたべた基礎でも相当の精度が良くないと無意味。
・ヤマトシロアリについては木を食べる量は少ない。
一つの集団で年間せいぜいかまぼこ板1枚分程度。
(我々の活動している滋賀県においてはシロアリといえばヤマトシロアリでほぼ間違いない。
テレビなどで見かける如何にも恐ろしいのは家シロアリと呼ばれる種類)
・シロアリは外骨格を持たず体が乾きやすいので風を嫌う。
このようなシロアリの特徴を踏まえつつ効果的な防除法としては、
・定期的(一年ごとなど)に床下を確認し、もし被害があったらピンポイントに駆除すれば十分。
敷地全体に大量の強力な薬剤を散布する必要はない。
・点検や防除をし易いような床下の高さ、動線の確保。
といったところです。
手当たりしだいで、一回で終わらせようとするのではなく、的確に対処することで
効率よく、少ない費用で大きな効果を期待できます。
消費者側が正しい知識を持つことが非常に大切です。
施工会社としては従来の大がかりな、いかにもな駆除の方が儲かるそうです。
また施工者自身にも正しい知識が無いことも多いそうです。
私たち自身が正しい知識を持つことで「騙されない」ことが大切なのではないでしょうか。
* * * * *
さて、講義の後は実際に床下を見てみます!
床板をあげてすぐのところに食われた跡がありました。
今はもうシロアリはいません。
それでは床下に潜ります。これは先生。完全装備で挑みます!
私も続きます!
うぉぉぉぉぉぉ~
・・・・・この家、床下が無茶苦茶低いです。
この写真で言う左右方向にはほとんど進めませんでした・・・
上から見守る人々
くまなく調査とはいきませんでしたが、いくつか食われた跡はあるものの
シロアリはもういないようです。
この家の課題として、床下の動線確保が浮かび上がりました。
床下に潜るなんて、貴重な体験をしました。
* * * * *
ワークショップのあとはいけやまんさん特製パンプキンスープと
いけやまんさんのお母様による冷製パスタをつつきながら歓談&質問タイムです。
食卓を囲んで、ほんとに家っぽくなってきました!
今回は非常に勉強になりました。
シロアリに限った話ではないですが、ちゃんと勉強して正しい知識を身につけることの
大切さも学んだように思います。
by Н.Анхбаяр
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